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百五銀行=企業の森=​多気町丹生地区

​森を蘇らせよう

平成30年4月より多気町丹生区でおよそ3ヘクタールの森を、長期にわたり整備していく取り組みです。

周辺は人口林が主ですが、林間植物の生育を促すために日射量の様子を見ながら枝打ち・除伐・間伐を実施したり、必要に応じて植樹も実施します。

急激な環境変化にならない範囲で好ましい林相へ導くように施工します。

伐採木は可能な限り利用し、加工することで多くの方に「百五の森」の恵みをお届けできれば最高ではないかと考えています。

また、当林地には山頂へ通じる旧道がありますが、長年使用されておらず荒れてきています。この旧道は峠に通じており、古くは地元の方の利用する道でもあったそうです。今後は多くの方が散歩道として使えるように整備します。

我々みやがわ森選組は、この取組で設計・施工を受け持っています。

​・施工方針

・目標とする森は「生物の多様性」が富み、峠道を通る人に好ましい環境に整えること。

  しかし多くが人工造林地である事を考慮し、所有者にも還元できるように最終的に大径木に成長させる「残存木」を設定する。

・除間伐は必要に応じて実施する。

  期間に捉われずに樹冠、樹高、光量などを考慮しておこなう。ただし、急速な環境変化を避け樹木の成長に沿った施工をする。

  特に残存木の最大競争相手となる木は伐採するが、競争相手とならない木は特に必要が無ければ伐らないこともある。一定の間伐率の設定はしない。

・伐採した木は最大限活用する。

  搬出可能な木は勿論加工用に利用、不可のものは現地で歩道に活用するなど極力利用する。搬出時は枝葉は残置させ土壌に還元する。

・実生苗の育成

​  実生苗や萌芽が認められた時は残存木に支障が無い限り成長を促すよう施工する。

・詳細な記録

  施工履歴および残存木に関しての各種調査も行う。

2018年4月24日

三重県庁にて調印式が実施されました。

​(写真左から三重県知事・百五銀行頭取・多気町長・丹生区長)

企業の森とは・・・
三重県が推進する取り組みの一つ。
CSR活動の一環として、また社員の研修・福利厚生の場として、森林づくりに企業が積極的に参加するものです。

2018年5月9日

百五銀行の森・丹生区において初の活動を実施しました。

​(写真左からみやがわ森選組局長・百五銀行頭取・百五銀行常務・みやがわ森選組副長)

百五の森・丹生区 入口~第1期工区 付近の様子

​施工前

​施工後

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